15 上記の省察に基づく概括的の感激、ならびに勤めの結末

私の愛する決心よ、あなたは、天主の御手によって、私の心のなかに植えられ、救い主が、これを実らせるために、親しく御血を注いでくださった生命の樹であります。私は、死んだとしても、私の決心よ、あなたを暴風で吹き倒させません。虚栄も、快楽も、財宝も、困難も私の決心をくつがえすのには足りません。ああ、救い主よ、主は私の園のために、この美しい木を、自ら植え、慈父なる主の御懐に守り育ててくださっています。このような主のご寵愛を受けることができなかった人々はたくさんいます。私は、どのように、主の御慈しみに対して、十分にへりくだって感謝することができよう。美しく、清い決心よ、もし、私があなたを大切にし続けるならば、あなたも、また私を支えてくれよう。もし、あなたが私の霊魂の中に生きていれば、私の霊魂も、あなたによって生きます。天主の慈しみによって、永遠のものである私の決心よ、永遠に私に止まりなさい。私は、決して、あなたを捨てません。これらの感激の後に、あなたはあらかじめこの愛する決心を保つために、特殊の名法を定め、その上、これを忠実に利用することを誓い、祈り・秘蹟・善行を増やし、第二段において発見したあなたの過失を矯正し、悪い機会を避け、このために指導霊父から与えられる戒めを聞くことを決心しないといけません。次に、さらに新しい勇気を振るって、あなたの決心を天主に誓いなさい。そうして、あたかも、天主の手中に、あなたの心・霊魂・意志をしっかりと持ってもらうかのように、天主に奉献して、犠牲とし、再びこれを取りもどすことなく天主の御手に託して、どこででも、また、なにごとに関しても、天主が命じてくださるところに従うことを約束しなさい。天主があなたを新しい人と化し、新たなあなたの宣誓を祝し、助けてくださることを祈り、聖母・守護の天使・聖ルイ王、および、その他の聖人たちにお取り次ぎを願いなさい。以上の感激に心を満たして、指導司祭の膝元にひざまずきなさい。あなたの最後の総告白以来、犯した主要なる罪を懺悔し、第一回と同じ気持ちで罪の赦しを聞き、霊父の前であなたの宣誓文を読み、これに署名し、しかる後に、新たなあなたの心を、至聖なる聖体の秘蹟のうちにその本源なる救い主に一致しくださる祭壇に近づきなさい。