6 第一の浄化、すなわち、大罪から去るべきこと

最初に行わないといけない浄化は大罪から離れることです。そのためには、あなたは悔悛の秘蹟を受けなければいけません。あなたは、できるだけよい聴罪司祭を選び、良い告白をするために書かれた、適切な本を熟読し、物心がついて、理性の働きを始めてから、今日に至るまで、どのような点で、天主に背いたのかをひとつひとつ糾明して、もしあなたの記憶が不確実ならば紙に書いて、このように準備して、あなたの良心の病を知ったならば、㈠罪を持って天主の聖寵を失い、㈡天国の幸福を捨て、㈢地獄の永遠の罰を受け、㈣天主の永遠の愛に背いたことを反省し、罪を悲しみ、憎み、あなたの心にできるだけの深い痛悔の情を起こした後に、告解をして、罪を捨てさらないといけません。フィロテアよ、これが、すなわち、過去の生涯の総告白です。これが、いつも、必ずしも必要ではないことは、私も知っていますが、浄化の第一歩にあたって、あなたにとても有益であるので勧めます。普通一般の生涯をおくる信者の通常の告白には、しばしば、多くの重大な欠点があります。例えば、告白の準備としての糾明が不完全であったり、あるいは必要である、十分な痛悔を起こしていなかったりします。また、時どき、再び罪に戻ろうと密かな意志をいだいて告白することがあります。すなわち、罪を犯す機会を避けようとしなかったり、または、生活を改善するために、欠かすことのできない方法をとらなかったりします。このような人々にとっては、総告白は、救霊を確かめるために必要であります。その他、総告白は、自分を知る手がかりとなり、過去の生活に関して、救霊のために大切な痛悔の思いを生じさせます。それを行うことで、私たちは、私たちに対して忍耐して改心をお待ちになっている、天主の慈悲を称えることができます。また、総告白は、私たちの心を和らげ、精神を慰め、良い願いを呼び起こします。また指導霊父は、総告白によって、私たちの状態に適切な指導を与えることができ、私たちは、後々、安心して彼に自分の心を開くことができるようになります。だから、信心の生活を計画し、自分の心を変え、全霊魂を上げて、天主を信じ従うために最初に行うこととして、この総告白をあなたに勧めるのは、とても適切なことであります。