1 注

聖霊降臨の日、聖霊を注がれた教会は世に姿を現しました。聖霊が与えられたことで、「神秘の分配」の新しい時代が始まります。それは、教会の時代であり、その間に、キリストはご自分の教会の典礼を通して「〔ご自分〕が来られるときまで」(一コリント11∙26)その救いのわざを現し、現在化し、分け与えられるのです。キリストはこの教会の時代の間、ずっと、ご自分の教会の中で、また教会とともに、この新しい時代に固有な新しい方法で生き、働かれま`す。すなわち、諸秘跡を通して働かれるのです。これが、東方教会と西方教会の共通の伝承が「秘跡による救いの営み」と呼ぶところのものです。それは、教会の「秘跡の」典礼の執行に際してキリストの過越の神秘の実りを分け与えること(あるいは分配すること)によって行われます。したがって、まずこの「秘跡による分配」を説明することが重要になりま葺す(第1章)。こうして、典礼の本性とその本質的な面とがより明らかにされるでしょう(第2章)。