3巻28 悪口を言う人に対して

「子よ、誰かがあなたに悪意を抱き、気にかかることを言ったとしても、それに痛め付けられるな。あなたは、言われること以上に悪い人間だ、誰よりも弱い人間だと考えるが良い。もしあなたが、霊の道を歩むなら、人の話に、耳をかさないだろう。不幸の時に沈黙し、心の中で私に向かい、他人の批評に左右されないのは、浅からぬ徳である。あなたの平和を、他人の言葉の上に置くな、それによって、あなた自身が変わるわけではない。まことの平和と、まことの光栄とは、どこにあるのか。私にだけあるのではないか。人の気にいろうと努めず、また気にいられなくても恐れない人には、大きな平和がある。心の不安と五感の乱れは、よこしまな愛と根拠のない恐れから生まれるものである」。