5 畏敬の念をもって

ロザリオは、礼儀正しく唱えるべきであることを付け加えたいと思います。すなわち、できる限りひざまずき、両手を合わせて、ロザリオを握りしめて唱えるべきだということです。しかし、無論、病人はベッドの中で、また旅行中の人は歩きながら唱えてもかまいません。病弱でひざまずけないなら、座ってもしくは立って唱えてもいいのです。毎日、手の離せない仕事をしているなら、仕事をしながら唱えることができます。仕事しながら祈るからといって、必ずしも声を出して唱える祈りよりも劣っているということはありません。もちろん、人間のすることには限度があり、手仕事に集中している時には、祈りのような精神的なことに注意を二分することはできません。しかし、他に方法がない時には、こうした祈りでも聖母の御目には価値があります。

私がお勧めするのは、喜びの玄義、苦しみの玄義、栄えの玄義を続けてではなく、各玄義(五連)を一日のうちに違った時間に唱えることです。こうする方が、十五連全部を一気に唱えるよりもはるかに良いでしょう。

ロザリオを、まとめて唱える時間を都合ができなければ、次のようにするといいでしょう。一日のうちで空いている時間を見つけ、もし5分とれたら、この時に一連を祈り、次の一連を別の機会に祈る、という方法です。これなら、仕事や、いろいろな頼み事で時間をとられたとしても、床に就く前には、ロザリオを一環唱えることができるでしょう。