4 効果ある方法

ロザリオがふさわしく祈れるように聖霊の助けを願ったら、各連を捧げる前に、ほんの少し休み、その一連で今まさに栄光を帰そうとしている奥義を観想してください。そして、その奥義により、また聖母のとりなしを通じ、あなたが特に必要としている最も輝き出ている徳を必ず全能の神にお願いしてください。これらは、ロザリオにどのくらいの時間をかけるかで決めてください。

ロザリオの祈りの間に、多くの人たちが陥る二つの落とし穴を避けるように十分に気をつけてください。その第一は、まったく何も恵みを求めないという危険です。ですからロザリオを唱える目的を尋ねられても何と答えていいかわからないのです。そうならないように、ロザリオを唱えるときにはいつも、特別な恵みを必ず求めてください。キリスト教の素晴らしい徳の一つを身につけられるように、あるいは、あなたの罪の一つに打ち勝てるように神の助けを求めてください。

聖なるロザリオを祈るときに、多くの人たちが犯す第二の大きな過ちは、できるだけ早くこの祈りをすませようとする以外に目的を持たないことです!これは、ロザリオを心から実践していない多くの者が、この祈りを実際より大変な重荷と思っているからです。とりわけ、ロザリオを規則的に唱える約束がある時、償いとして唱え良心に重くのしかかっている時に、こういう感じを受けます。大部分のロザリオの唱え方を見ると、まったく情けない限りです。みんなあきれるほどの速さで、また祈りの言葉も不明瞭で、もぐもぐ唱えているのですから。たとえ最もとるに足らない人に対してでも、ここまでいい加減な挨拶をすることは考えられないでしょう。私たちは、一体そんな雑なあいさつの仕方でイエスとマリアをお喜ばせすることができると考えているのでしょうか!そんなことでは、この聖なる祈りを何千回唱えたところで何の実りには結びつきません。一向に以前と比べて改善するところがないと言っても、何の不思議もありません!

敬愛する皆さま「天にまします」と「めでたし」は唱えるのが容易いので、どうしても速くなることに注意して、数回短い休止を入れるようにお願いします。次のように、主の祈りと天使祝詞の祈りのなかで、休止する部分を☩の印をつけておきました。

天におられるわたしたちの父よ☩、み名が聖とされますように☩。み国が来ますように☩。
みこころが天に行われるとおり☩地にも行われますように☩。わたしたちの日ごとの糧を☩今日もお与えください☩。わたしたちの罪をおゆるしください☩。わたしたちも人をゆるします☩。わたしたちを誘惑におちいらせず☩、悪からお救いください。アーメン。

アヴェ、マリア☩、恵みに満ちた方☩、主はあなたとともにおられます☩。あなたは女のうちで祝福され☩、ご胎内の御子イエスも祝福されています☩。神の母聖マリア☩、わたしたち罪びとのために☩、今も☩、死を迎える時も、お祈りください。アーメン。

この祈りを大急ぎで祈る習慣がついているために、最初はこれらの休止を取るのが難しく思われるかもしれません。しかし、この方法で黙想にふけりながら唱える一連は、超スピードで唱える、休止もなければ黙想もない、何千回のロザリオよりも価値があります。