10 天使祝詞…誤ることのない基準

天使祝詞について、聖母から福者アランに告げられた三つの啓示

1・めでたしの祈り(この世を救った天使祝詞)を怠慢から、もしくは気がないため、あるいはまたこの祈りが嫌いだからという理由で唱えないとしたら、それは十中八九、そういう人たちが近い将来、必ず永遠の罰を宣言される印だと言えます。

2・この天使祝詞を愛する人たちは、彼らが救われる運命にあるという特別の刻印が確かに押されています。

3・聖マリアを愛する顕著な恵みと、愛をもってマリアに仕えるという恵みを神に与えられた人々は、手に入れた栄光の程度に準じて、マリアが天国で御子の側に彼らの場を決めてくださる時まで、聖母を愛し、仕え続けることに大きな責任を果たさなければならない。

異端者は、全員、悪霊の子であり、明らかに神の非難の印を身につけていますが、めでたしの祈りには恐れを抱いています。この者たちは今でも、主の祈りは唱えますが、絶対にめでたしを唱えることはありません。カトリック信者のなかで、神から非難の印を受けている者というと、ロザリオのことを(それが五連であろうが十五連であろうが)ほとんど考えていない人たちです。この者たちは、ロザリオを唱えることがないか、唱えたとしてもむやみに速度が速いとか、いい加減な唱え方です。天使祝詞、十五連、または五連のロザリオは、悪霊に騙されている者たちと、神の聖霊に導かれている人たちを見分けることができ、誤ることがない基準です。天使祝詞やロザリオを崇高な観想よりもはるかに下であると考え軽蔑するなら、その人は悪霊によって惨めにも道を踏み迷っています。天使祝詞は、神に救いを予定されている人々の上に天から降り注ぐ神聖な露です。天使祝詞は、その人たちがあらゆる徳性において成長できるように、驚くべき霊的な能力を彼らに与えてくれるのです。霊魂がこの祈りによって清められれば、人間の知性にいよいよ磨きがかけられ、心はますます熱意に燃え、霊的な敵を相手とする身の護りは一層強固となります。天使祝詞は、神の御言葉と結びつくと、たとえ生まれつきの能弁という才能がほとんどなくても、これ以上頑なな心はないという心をも感動させ、改心させる力が説教者に与えられるのです。