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第一夜 感覚の暗夜について
1 信仰の暗夜を通って、神との一致に向かう魂が、浄化の中に見出した「幸いな定め」を歌う
3 すべてのことに欲求をなくすこと。また、欲求をなくすことが夜とよばれる理由
4 神との一致のため、感覚の暗夜(=欲望の克服)が大切な理由
5 すべてのものに対する欲望を克服するこの「暗夜」を通ることが大切であるかの、聖書から示す。
7 神との一致に達するためには、たとえ些細なものであっても、欲望のすべてを捨てなければならない
第二夜 精神の能動的暗夜ー知性
3 信仰により神との一致に至るために、霊魂を暗黒にとどまらせること。
9 被造物、概念など、いかなるものも、神との一致の手段になり得ない
11 事物を知り、考え、判断するもとになるすべての種別について
12 超自然的に現れるものを、五感を通して、知性が把握する場合に、生じる弊害について、および、これらのものに対していかに処すべきかについて
14 どんな時期に黙想と推理をやめ、観想の段階に移るのが適当か
17 この観想「はっきりと枠づけされてない知解」をもつに至ったとしても、黙想をすることは大切であり必要である
20 霊的指導者は、前章で述べたようなヴィジョン(示現)について、いかに対処すべきか
22 時には、神が、願ったことに答えてくださるとしても、このようなことを神がお喜びにならないということの説明
23 現在、旧約時代のように、超自然の道によって神に問いかけることは、なぜ許されていないのか
26 啓示について。それは何であるか、また、その区別について
27 知性による認識について。その二つの形があることと、それに対してとるべきわれわれの態度について
28 啓示の第二の形について。それが神との一致に役立つ場合と妨げになる場合。悪魔はいかにここで多くの偽りをなすかということ
29 超自然的に心のうちに起こり得ることばについて。―それがどんな形のものであるかということ
30 潜心している霊魂のうちにつくりだされる継続的言葉について
31 自然の枠を超えた道によって、霊魂に明瞭に語られる明示的言葉について
33 超自然的に生ずる内的な感動から、知性がうけとる知覚について
第三夜 精神の能動的暗夜(記憶と意志)
7 記憶にある超自然的なイメージや知解からも離れないといけない
8 超自然的なものをはっきりと記憶にとどめるときの弊害①混同し欺かれる
9 超自然的なものをはっきりと記憶にとどめるときの弊害②自負心や虚栄心
10 超自然的なものをはっきりと記憶にとどめるときの弊害③霊を盲目にさせる
11 超自然的なものをはっきりと記憶にとどめることの弊害④神との一致の妨げになる
12 超自然的なものをはっきりと記憶にとどめることの弊害⑤神をいやしく判断するようになる
13 想像によってとらえられるものを遠ざけることによって得られる益について
17 喜びとは何か、および意志が喜ぶことのできる対象について。
20 現世的な喜びを遠ざけることによって、霊魂に生ずる益について
21 自然の宝に心奪われることがどんなにむなしいことであるか、したがってそうしたものを通して、どのようにわれわれを神に向けていくべきかについて
22 自然の宝に心を奪われることによって霊魂に生じる害について
23 自然の宝を楽しまないことによってそこから引き出す益について
24 人が心を動われる宝の第三の形、すなわち感覚的なものについて
26 感覚的なものについての楽しみを退けることによって受け取る霊的および、この世での益について
29 倫理的な宝についての楽しみから離れることによって、霊魂に生ずる益
★十字架の聖ヨハネ カルメル山登攀を短くまとめています。