第1篇 受胎
第1書 キリストと、全被造物のなかで最高の理想としてキリストの御母を、神があらかじめ任命されたこと。天使たちの僕としての人間の創造、正しいひとたちの正しい系譜、原罪の汚れなき御宿りと天の元后の誕生。神殿での奉献に至るまでの生活。
第1章 神はなぜ、マリアの御生涯をこの我々の時代に啓示されたのか
第2書 天の王女が神殿に奉献され、神の恩恵を頂き、戒律を完全に守り、英雄的諸徳を修め、神の幻視を頂くなど、神の子の受肉までの出来事。
第2章 修道誓願に関して元后から与えられた教え。聖母の神殿での初期の日々
第4章 望徳について乙女なる我らの貴婦人はどのように実践されたか
第5章 我らが貴婦人、至聖なるマリアにおける神愛の徳について
神の都市 第2篇 御託身と御悲しみ
第3書 至聖なるマリアのご胎内にみ言葉が受肉される。この秘儀の背景。聖母の高揚。聖エリザベットを訪問。洗礼射ヨハネの祝辞。ナザレトへ帰還。聖なる乙女とルシフェルの戦いの記念
第4書 聖ヨゼフは至聖なるマリアの妊娠を心配する。我らの主なるキリストの生誕。主の割礼。王たちが主を崇める。幼子イエスを神殿で奉献する。エジプトへの避難。聖なる幼児たちが虐殺される。そして聖家族がナザレトに帰る。
第4章 我らの救い主キリストが乙女マリアから、ユダヤのベツレヘムで生まれたこと
第5書 御母はキリストに倣い、完徳に達する。恩寵の律法、信仰、秘跡と十戎について御子が教え、御母が従う。聖ヨゼフの死。洗礼者ヨハネの説教。私たちの救世主の洗礼と断食、使徒たちの召しだし。聖マリアの受洗。
第5章 聖母が御子を永遠なる御父に犠牲として捧げる。イエスはナザレを離れる
第6書 御子の説教の場に御母はおられた。御子の奇跡と御母の謙遜。主の御変容。ご受難とご死去。主はルシフェルと手下たちに勝つ。ご復活とご昇天。
第4章 ゲッセマニにおける祈り。どのようにマリアそれに与ったか
第6章 イエスはピラトの前に引き出され、鞭打たれ、茨の冠を冠される
第3編 戴冠
7書 聖霊降臨。救いの豊かな実り。使徒たちの説教。教会迫害の最初。聖パウロの改心。聖ヤコブ、スペインに到着
3章 改宗者たちの洗礼。最初のミサ。聖母マリアのなかに聖体が永続し給う
8書 聖母は聖ヨハネとともにエフェソへ逃れる。ヘロデの死と罰。ダイアナ寺院の崩壊。聖母はエフェソからエルサレムに帰る。福音史家たちに教える。御死去前の至純なる御心の高揚。聖母の至福なる被昇天と天国における戴冠
1章 ヘロデの迫害。神はマリアがエフェソに滞在することを知らそうとされる
4章 キリストの受難とご聖体に対する聖母の信心、聖母が汚れなき御宿りと他の祝日をどのように祝われたか
「神の都市」尊者アグレダのマリアの記録 甲斐睦興訳 昇る旭日の聖母会 監修・発行 (短く編集しています)