5 要約

教会は一つです。ただ一人の主を持ち、ただ一つの信仰を公言し、ただ一つの洗礼から生まれているからです。教会はただ一つの霊によって生かされた、ただ一っのからだを成しています。そして、ただ一つの希望にあずかり、終わりにはすべての分裂が克服されるでしょう。

教会は聖です。至聖なる神が創立者だからです。その花婿であるキリストは、教会を聖化しようとして教会のためにご自分のいのちをささげられ、聖性の霊が教会にいのちをお与えになります。罪ぴとを抱えてはいますが、教会そのものは罪びとからなる罪なきものです。教会の聖性は聖人たちのうちに輝き出ます。マリアにおいて、教会はすでにまったく聖なるものなのです。

教会は普遍です。信仰の全体を告げ、そのうちに救いのあらゆる手段を持ち、分かち与えるからです。教会はすべての民に遣わされて、すべての人に呼びかけます。あらゆる時代において、教会は「その本性上、宣教することを使命とします」。

教会は使徒継承です。恒久的な土台、すなわち、小羊の十二使徒の上に建てられているからです。教会は破壊されないものです。神は真理を誤りなく保つように教会を支えておられます。それぞれの後継者である教皇と司教団のうちにいるペトロと使徒たちとを通して、キリストが教会を治めておられます。

「わたしたちが信条の中で、一、聖、公(普遍)、使徒継承であると宣言するキリストの唯一の教会は、……ペトロの後継者と彼と交わりのある諸司教によって治められているカトリック教会のうちに存在します。しかし、この教会の組織の外にも成聖と真理の要素が数多く見いだされます」。