3 罪の種類

罪の種類は実に多く、聖書はその幾つかのリストを挙げています。ガラテヤの信徒への手紙は、肉のわざを霊の実に対立させています。「肉のわざは明らかです。それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像崇拝、魔術、敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、ねたみ、泥酔、酒宴、その他このたぐいのものです。以前いっておいたように、ここでも前もっていいますが、このようなことを行う者は、神の国を受け継ぐことはできません」(ガラテヤ5∙19-21)。

罪は、人間的行為と同じように、その対象によって区別することができます。また、反する徳やその行き過ぎや不足などによっても、あるいはまた反するおきてによっても区別できます。また神に背く罪、隣人に背く罪、自分自身に背く罪というようにも整理できますし、精神的罪と肉体的罪、あるいはさらに思いの罪とことばの罪、行いによる罪と怠りによる罪とに分類することもできます。「悪意、殺意、姦淫、みだらな行い、盗み、偽証、悪口などは、心から出てくる……。これが人を汚す」(マタイ15∙19-20)というキリストの教えによれば、罪の根は人の心の中に、自由意志にあるのです。純粋でよいわざの源である愛も心の中にあるもので、罪はこれを傷つけるのです。