4 叙階式

司教、司祭、助祭の叙階式は、部分教会の生活にとって重要な出来事ですから、可能な限り多くの信者の参加を得て行うべきであり、できるだけ日曜日に、司教座聖堂で状況にふさわしい荘厳さで行われるべきです。司教、司祭、助祭の三つの叙階式は同じ順序に従って、感謝の典礼の間に行われます。

三つの叙階式の本質的な部分は、受階者の頭に司教が按手し、聖別の祈りを唱えるところです。この祈りは、受階者の上に聖霊と受階者がこれから行うべき奉仕に必要な聖霊のたまものとが注がれるよう神に願うものです。

すべての秘跡と同じように、式には他の付属的な部分が伴います。種々の典礼伝承に基づいたかなりの相違はありますが、秘跡の恵みの多様性を表している点は共通です。ラテン典礼の式の最初の部分一受階者の紹介と選出、司教の訓示、受階者との問答、諸聖人の連願一は受階者の選出が教会の慣習に従って行われることを示し、聖別の荘厳な行為に備えます。その後に続くさまざまな儀式は、成就される神秘を示しながら、その神秘を象徴的な方法を用いて実現させるものです。司教と司祭には、奉仕の務めに豊かな実りを得させる聖霊の特別な注ぎのしるしである、聖香油の塗布が行われます。司教には福音書、指輪、ミトラとつえが授与されますが、これは神のことばを告げ知らせる使徒的使命と、キリストの花嫁である教会に対する忠実さと、キリストの群れを牧する任務を表すためのしるしです。司祭には神にささげる聖なる民の供え物を表すパテナとカリスとが授与され、キリストの福音を告げ知らせる使命を受けた助祭には福音書が授与されます。