2 この秘跡を受ける者、授ける者

病者の塗油の秘跡は「危篤の状態にある人のためだけの秘跡ではありません。したがって、信者が、病気や老齢のために死の危険にある場合、この秘跡を受けるに適した時が来ていることは確かです」。

塗油の秘跡を受けた病人が小康を得た後に再び重体に陥った場合、または、同じ病気が長引いて容態がいっそう悪化した場合、この秘跡は繰り返し授けることができます。危険な手術の前にも病者の塗油の秘跡を受けるのが望ましく、衰弱が進んだ高齢者の場合も同様です。

「教会の長老を招いて‥‥」

司教と司祭だけが、病者の塗油を授けることができます。この秘跡の恩恵を信者に教えることは司牧者の義務です。信者はこの秘跡を受けるために司祭を呼ぶよう、病人に勧めなければなりません。病人は正しい心構えで、司牧者と教会共同体全体とに助けられながらこの秘跡を受ける準備をする必要があります。教会共同体は祈りと兄弟的思いやりとをもって、病人を特別に見守らなければなりません。