1、感覚の暗夜からでて、霊の暗夜に入るのはいつからか

感覚の夜を抜け出た霊魂は、初心者のころよりも、ずっと大きな自由と満足を持ち、もっと豊かで内的な喜びをもって神のことに従事する。しかしまだ浄化は完全には終わっていない。神は、感覚の夜から抜け出した霊魂をすぐに第二の夜である霊の夜に入れられるわけではない。通常、霊の夜に入れられるまで多くの年月を経るのが普通である。

それまで、神は試練や無味乾燥や試練をこれらの人々に送られる。しかし、これらは、これから訪れる霊の夜のように、長く続くものではない。なぜなら、この夜と嵐の一瞬、または数瞬、あるいは数日が経過すると、すぐにまた、いつものような晴天が戻ってくるのであるから。神は、このようにして、愛の高い度合いまでのぼることのないような人々を浄化してゆかれる。神は、それらの人をある期間にわたって間歇的に、この観想の夜と霊的浄化の中に入れられ、日暮にしたり夜明けにしたりすることを何度もくり返される。