13 聖霊降臨

聖母がそばにおられ励ましてくださるので、使徒たち・弟子たち・信者たちは、慰め主である聖霊を送ってくださるという救世主の御約束を喜んで望みます。人々は愛により一致団結しているので違う考え、愛情や傾向が全くありません。思考と行動において一心同体です。祈り、断食や聖霊待望において一致していました。聖霊降臨の朝、聖母は、使徒たち・弟子たちや敬虔な婦人たち、全てにもっと熱心に祈り、自分たちの希望を更新するように勧めました。第三時(午前九時)、全員が聖母の周りに集まり、熱心に祈っていると、大きな雷や大風が吹きすさむ音が、火または雷の明るさと混じり合って聞こえてきます。全ては高間の家に集中します。光が家を包み、神の火が全員の上に注がれます。全員一人一人に同じ火の舌が現れ、この火のなかに聖霊が来られ、神の力と天の賜物で各人を満たします。受けた効果は人々により様々です。聖母は、聖霊をお受けし変容し、神に寄り高められます。聖母の受けた賜物は、その他の聖人全員が受けた賜物よりももっと多いのです。その恩恵を主に感謝し、賛美することは、世界中の人たち以上にしました。聖霊降臨にあたっても、神は聖母に高い威厳を与え送られますし、聖霊のあらゆる賜物と恩寵が聖母の中において更新され、新しい効果と働きを起こしています。使徒たちは聖霊に満たされ、義化する恩寵と聖化する恩寵を頂いております。全員、各人の状況に応じ、上智、聡明、賢慮、知識、剛毅、孝愛、敬愛の七つの賜物を頂きました。この壮大な祝福のお陰で、使徒たちは新薬の牧者となり、全世界に福音を宣教する教会の創始者となり、仕事に励み、最も困難で骨の折れることにも喜んで全うすることになります。高間において聖霊を受けた弟子たちや信者も各自の教会内の役割に応じて異なる賜物を頂きました。高間の家全体が聖霊によって満たされ、家の外に出て、エルサレムと近郊の住民たちに種々の効果を引き起こしました。主キリストの御受難と御死去に同情し、主の拷問を非難し、主の聖性を敬った者たちは、内的に新しい光と恩寵を頂き、後で使徒たちの教義を受け入れることになります。